■建築研究資料 |
No.159号(2014(平成26年)6月) |
<概要> | |||||||||||||||||||
本資料は、建築研究所が平成23 年度より平成25 年にかけて実施している「高齢者等の安定した地域居住に資するまちづくり手法の研究」の一環として行った事例調査の結果を取りまとめたものである。 わが国においては、世界的に見ても急激な高齢化が進展している。そして、車利用者を主対象とする施設が多い地区では、買い物や福祉・医療などの生活サービスを十分に享受できない高齢者等の増加が問題視されている。一方、高齢者等の外出促進が、健康で活力ある暮らしや社会保障費抑制の観点からも求められる。 こうした背景を受けて、上記研究では買い物できる場づくり、居場所づくり、身近な道路・公園の維持管理、安全・安心環境づくりの4 類型の取り組みについて事例調査を行った。本資料では、この類型ごとに取り組みのポイントと、行政・専門家による支援方策を整理した。 * 独立行政法人建築研究所 住宅・都市研究グループ 主任研究員 ** 東京大学高齢社会総合研究機構 特任研究員 *** 千葉大学コミュニティ再生・ケアセンター・副センター長 准教授 **** 岡山大学大学院環境生命科学研究科 准教授 ***** 北方建築総合研究所居住科学部 主査 ****** 首都大学東京都市環境学部 助教 (いずれも平成26 年3 月末時点) | |||||||||||||||||||
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